あなたは上司への質問の仕方で困ってませんか?
そんな方はまず、ポイントだけ押さえておきましょう。
教えてくれる先輩や上司が優秀なら問題ありませんが、そんなラッキーあまりありません。
むしろ、優秀じゃない、正確には教えるのが下手っていう人の方が非常に多いです。
何故なら、教えるっていうのは技術なんです。
だから、コーチングやティーチングとかの本が色々ありますよね。
上司も教える事に対して結構困ってる人が多いのも事実です。
教えるというのは、理解力もそうなのですが、伝える力というのも重要になります。
これが言葉だけならどうにかなるのですが、実際に言葉だけで教えられるという仕事の方が少なく、見せるやらせる、失敗させる、やり直しさせる褒めるというのがワンセットなのです。これを理解していないまま教える人が多いので、できない理由を部下のせいにする人が非常に多いです。
けど、実際の現場でいうのであれば、まず、教わる側の姿勢を正す方が先であり、これを読んでる教わる側のあなたは姿勢がどうかを今一度よく考えてみてください。
上司の方は教わる側の気持ちを確認するという意味で最後まで読んでいただけたらと思います。
Contents
わかってないところを理解しているか?
まず、家庭教師のトライじゃないので、わからないとこをまで向こうが察してくれるなんてことは皆無だとおもってください。
もし、察してくれる上司であるなら、よほど優秀か、あなたが初歩の初歩で躓いているかどちらかです。
社会人であるならば、自分が何が分からないかを発見する方法は身に着けておいてください。
分からないところの発見方法
分かっていないところは、しっかりと紙に箇条書きにしておくと自分のわかっていないところが明確になります。
この時、とにかく自分の言葉で思ったままを書くようにしてください。
大事なのは、変に知ったかをして、恰好つけたり見栄を張ったりしないという事です。
1番いいのはその都度聞くということですが、時間の都合上後回しになり、誰かに訊きに行くのであれば、わかないところを、その都度分けて訊かずに、一度にまとめてききにいったほうが、教える側としても助かります。
あと、質問する時は、事前にかならず時間をもらうことが大事です。
時間をもらうタイミングではすでに、質問事項がリストアップされているの状態が望ましいです。
理由は、もし回答してくれる人が今ならいいよという回答だったら対応してもらえるようにという事を想定してです。
また、相手次第ですがメールで質問もありです。
特に用語の部分で、躓いている人はメールで一気に用語の質問をした方が、答える側も楽でいいかもしれません。
ピントをずらして問題をみてると仮説がたち始める。
もし、用語も理解できているし、慣習的な部分もある程度わかっている。
それでも、これはなんだろう?どういうことだろう?
という事がある場合は、まずは全体部をとらえてみましょう。
イメージ的には遠くを見る感じです。
その後、部分的に細かくじっくりみていき、再度全体を見るようにすると、意外と
「あ、そうか」
という面が見えてきて、その問題に対しての仮説がたちはじめます。
しかし、それが合っているかどうかわからないものなので、その仮説を持って教えてくれる人のところにいき答え合わせをしていきましょう。
教える側を疑って疑ってかかろう
そもそも、教えてくれる人が正しい知識を持っているかどうかも重要なことの一つです。
同じ業界に転職でということならば、ある程度その人の知識量は自分と比べてどうかとか分かりますが、違う業界に転職したとなると、何が正解で何が間違いかわかりませんし、あなたにとってその人が最初の基準になってしまいます。
実はこれかなり危険で、特定の業界に長くいればそこそこの知識は入ってきます。なので、この人詳しいなと思いがちですが、実際のところ歳だけとった仕事ぶりがまぁまぁの人ということも有り得ます。
だいたいそういう人って面倒見がいいとか人当たりがいいとかで、教育係に抜擢されるのですが、仕事ぶりはいまいちの人が多かったりします。
とはいえ、訊けば教えてくれるのはありがたいので、どんどん質問していきましょう。
その時に大事なのは、教わったことを1度自分でよく考える、調べるなどしてから再質問をしましょう。
再質問の内容も
「これ、質問になっているかな?」
ときちんと見直しましょう。
まず、何を聞きたいのかをはっきりさせてからきく。これが重要です。
教えてくれる人の力量を測ろう
同じ業界なら相手の力量は話をしていてある程度分かると思うのですが、違う業界に入った時にはなかなか分かりません。ですが、力量を測っておかないと、今後時間が無駄になってしまうので、力量を測るようにしておきましょう。
特に、例え話を極端な形で話を振るようにすれば相手の力量が測れます。
「そんな極端な例は聞いたことがない」
という返答が帰ってきたら、残念ですが、その上司に期待するのはやめましょう。
おそらく十中八九仕事ができない人です。
申し訳ありませんが、歳だけとった仕事のできない人ですし、これから先も仕事はできませんので、ある程度教わったら人間関係だけ維持しておいてください。
そして、今後は自分の成長は自分でやるという危機感を持って仕事を進めてください。
時々いるのですが、例え話がまったく想像できない人がいます。
1度例え話を飲み込んでから、実際の状況を踏まえて説明できれば大丈夫なのですが、例え話を受け入れられずに、いきなり実際の話を説明し始める人がたまにいます。
私の経験上こういう人は大体仕事が表面上こなしているだけで、全然できないっていう人が多いです。
何が仕事で何が作業かを見極める
先に作業と仕事の定義をきめておくなら
会社に言われたことをするのが作業
自分で利益を生み出すのが仕事です。
仕事の方は付加価値と置き換えても構いません。
自分のいましていることが作業しかないというのであれば、その作業になにか付加価値をつけられるかどうかが仕事か作業かの別れ目になります。
営業の人は結構分かりやすく、新規の飛び込みセールスならピンポン押すのが作業をしている。
契約取れたら仕事をしている
となります。
小売業なら、商品作ったり、並べたり、プライスつけたりが作業。
プラス1点買ってもらうための仕掛けや演出や試食販売をするのが仕事です。
事務職なら日々の会計処理が作業。
それを少し効率よく順序を変える、Excelでマクロを組んで業務効率をあげたりするのが仕事です。
フードデリバリーならピックしてドロップするのが作業。チップ貰うために独自の工夫する、1時間あたりの報酬単価をあげる工夫等が仕事だと考えるのもありです。
実際自分は仕事をしていると思っても作業しかしていないということはよくあります。
0から1に、1から2にみたいに物事を進めることが仕事だとするなら、1から1に2から2にみたいに維持をするのは作業です。
もちろん仕事が上、作業が下という話ではなく、作業がそもそもすべての仕事の土台なのでむしろ、作業こそが非常に大事です。ここがグラグラしていると、仕事はできません。
少し前置きが長くなりましたが、ここから本題です。
作業を振られた時には作業内容とその目的をきっちり聞いてください。
特に作業手順は、まず言われた通りに愚直にやるということが大事です。仕事を覚えたてなら尚更です。
次に仕事ですが、こちらは最終目標から逆算して考えると言うことが大事です。
何故かと言うと、教えてくれる上司や先輩はその会社でドップリ使ってる人が多いです。色々な経験をしているっていう人の方が稀です。
なので、その人自身が今話している内容が、作業なのか、仕事なのかをわからないまま頼んでくることは珍しくありません。
ですので、作業だと思って進めていたら仕事だったので、途中でいきづまる、仕事だとおもって進めていたら、実は作業で手順を間違えてすべて台無しということも珍しくありません。
ですので、なにか頼まれたとき、最終目標が何かを必ず確認することで今自分が何をすべきかがわかるようになります。
質問を深堀していこう
分からない所を聞けたら、今度はその回答に対して深堀をしていきましょう。
聞けた直後ではなく、少し時間を置いてからでも構いません。色々なシミュレーションをして、あれ?じゃあこの場合どうなんだろう?例外って過去あったかどうか?etc…..
これも、矢次質問するのではなくて、まとめて聞かないといけないため、文字に起こしてから聞くことが大事です。
先輩が過去に分からなかったところを事前に聞いておこう
これはすごく重要で、昔先輩が仕事や作業を進めていく上で、何につまづいたのかを事前に雑談の中で聞いておきましょう。
割と失敗談って話をしてくれますので、お酒の席とかでも聞ける雰囲気ならぜひ聞いておきましょう。
仕事を覚えるお勧め書籍
新入社員なら基本のを押さえておきたいのでこちら
今回私が書いていることはこの本には一切書いていませんが、逆に基本を書いていますので、一度読んでから私のこの記事を読めば新入社員からなら3年はできる社員になれると思います。
もう一冊はこちらです。
こちらは、私が書いた内容の具体的な例を書いている本になりますが、私ほどズバズバは書いていませんが、私のこの記事の補完になると思います。