損益分岐点とは
損もしないが利益も出ない売上高
のことです。何気ない言葉ですが、これが損益分岐点のすべててともいえます。
この売上高より高い売上を出せれば利益が発生して、この売上より低ければ損しかしないということです。
費用の種類をわけてみよう
損益分岐点を計算するうえで、費用を固定費と変動費に分けないといけません。
スーパーでは商品原価以外は基本固定費で考える店が多い傾向にあります。
損益分岐点計算式
損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費/売上高)
これが基本だからこの式覚えていれば色々と応用はきくんだ。
まず、前提として変動比率というものを理解する必要があります。
変動比率とは?
変動費は売上や販売数に比例して増減する経費といわれています。
先ほどの八百屋の例であげるならば。野菜を仕入たらその分お金を払わないといけませんので、売上(予定)に比例して増えていきます。これが売上に対して変動するので変動費です。
この比率を求めるのに必要な計算式は
変動比率=変動費/売上高
となります。
変動比率は原価率みたいなものと考えてもらってOKです。
つまり、原価率の反対は荒利率です。
つまり、先ほどの式に関して言えば言い換えればこうなります。
損益分岐点売上高=
固定費/(1-変動費/売上高)=固定費/荒利益率
もっと簡単な損益分岐点の計算式
売上高=変動費+固定費+利益(0円)
損益分岐点売上高=損もしないが利益も出ない売上高
損もしない利益も出ない=利益(0円)
というわけです。
なので、
売上高=変動費+固定費+利益(0円)
利益0円ていうのがポイントです。
実際のところもう少し使いやすい式でいうなら
売上高=(変動比率×売上高)+固定費+利益(0円)
となります。
売上高=(変動比率×売上高)+固定費+利益(0円)
※変動費は売上高につられるので変動比率×売上高で計算するクセをつけておきましょう
さて、ここまでで概ねの理解は済んだと思います。
ここからは実践編といきましょうか?
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コンビニデザート2回分、タバコなら2箱分、ペットボトルジュースなら6本分我慢してください。お昼ご飯一回でもいいですかね?
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イオンの数字(商業経営の基礎知識) 損益分岐点文章問題編|サダメ
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