アボカドやジャガイモを比べて選ぶのはさほど難しくないキャベツですが、ポイントだけは押さえておいた方が、選ぶときに困りませんので、スーパーに行った時に参考にしてください。
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玉の形で見極める
まんまるの球体の物は避ける(冬キャベツの選び方)
カットしたものなら分かりやすいのですが、玉で選ぶときは楕円形の物を選んでください。
逆にいえばまんまるの球体は選ばないほうがいいです。
理由は簡単で、キャベツは収穫後も成長を続けています。この成長の過程で芯がどんどん上に向かって成長していくため、キャベツがどんどん高くなり、球体になっていくということです。
もちろん食べられないわけじゃないですし、食味が極端にわるいわけじゃないですが、時間がたつとエグミがでるし、鮮度のいいキャベツと成長しすぎたキャベツでは料理にしたときに美味しさに差がでるので、どうせ買うならいい物を選びましょう。
冬キャベツは巻きがギュッとしている物がいいと言われてますが、冬キャベツは大体巻きがギュッとしているので、選ぶ基準にするときはあまりあてにならないかもしれません。
球体(長丸)じゃない物はさける(春キャベツの選び方)
春キャベツは冬キャベツの反対で球体の方がいいと言われています。
カットしたらわかるのですが、冬キャベツと違って葉が詰まっていないので、形は球体(長丸)のほうが、ふんわりしていて美味しいキャベツです。
春キャベツは冬キャベツと違って巻きがふんわりしたものを選んだ方が、甘くておいしいキャベツです。頭頂部がとんがっている物は味が落ちると言われています。
ということは逆に
巻きが強め、
球体(長丸)に近くない
というものを避ければいい物ということにまります。
葉の色を見る
葉の色は特にチェックが必要なポイントになります。
これは春、冬共通事項なので、覚えておきましょう。
黄色と茶色は避ける
茶色は滅多にお目にかかれないぐらい腐った色ですが、黄色は変色です。
これをほっておくと茶色になっていくか、その前にドロドロになって腐っていきます。
水分がおおい野菜ですので、ここからカビが生えたりしますので、要注意です。
紫色は問題ない
問題ないというかむしろ当たりです。
霜がおりてキャベツ自体が寒さに負けないために糖をためこんだ証です。
むしろ売場にこれがあるなら、この機会にそれは購入しておきましょう。
色の具合ならこれくらいがベストです↓
異臭する物を避ける
こんなものはスーパーで売ってるという事はありませんが、家で保管しているときによくあるとききます。
丸のまま冷蔵庫や冷凍庫に入れているとたまに起こるみたいですので、長期間保管するときはマメにチェックしておきましょう。
芯の部分をチェックする
売場でチェックするときは芯の部分もチェックしましょう。
色々とチェックポイントがあるので、重要なポイントとして読んでください。
黒ずんでいるものは避ける?
黒ずんでいたら時間が経っている証拠です。
ですが、店員の立場から言うと、あまりあてにはならないチェック箇所です。
何故かというとお店では芯の部分をカットして出す店もあるからです。
つまり、切り口がみずみずしい状態になるため、芯の部分だけをみての判断はあまりあてになりません。参考の一つ程度にしてください。
もちろんお店によっては芯を切らないお店もありますので、黒ずんでいたり、芯の部分がトロケていたりするので、チェックしておくに越したことはありません。
芯が大きいもの、ヒビが入っている物は避ける
むしろ、気にするべきは芯の大きさです。大きすぎると可食部分が少ないので、選ぶときは小さめです。
もっとも、スーパーで並んでいるのは同じ箱に入った物を並べているだけですので、一店舗だけで選んでもあまり違いはありません。
もし、いい物がなければ選ばない、もしくは使い切れる分だけ買うとかにしましょう。
また、芯に日々が入っていると中が傷んでいる可能性があるので、玉で買うのはやめて半分にカットしたものを買うようにしましょう。
重たい物を選ぶか?軽い物を選ぶか?
ここで、また冬キャベツと春キャベツで情報が枝分かれします。
まずは冬キャベツから
冬キャベツは巻きが弱くて軽くてスカスカしたものは避ける
一般的には、ズッシリと重たい物を選んでください。水分が多い野菜ですので、ズッシリと重たい方がみずみずしいキャベツです。
逆に言えばスカスカで軽いキャベツは選ばないようにしましょう
春キャベツは巻きが強くて重たい物は避ける
春キャベツはレタスを選ぶような感じで、巻きがふんわりして葉の柔らかい物を選んでください。
逆にいえば、巻が強くて重たい物は選ばない方がいいでしょう。
もちろん、食べられないわけではないので、そこまで過敏にならなくてもいいのですが、
あまり美味しくないものにお金出すくらいならその日は買わないぐらいの割り切りがあってもいいと思います。
まとめ
巻きが弱いのはさける(巻きが強い物を選ぶ
球体のはさける(平べったい物を選ぶ)
芯が長い物はさける(短い物を選ぶ)
変色したもの、異臭したものは避ける
芯の大きいものは避ける(小さい物を選ぶ
巻きが強い物はさける
平べったい物は避ける(球体がいい)
頂部がとがっている物は避ける
芯が長い物はさける(カットを購入する時)
変色したもの、異臭したものは避ける
芯の大きいものは避ける(小さい物を選ぶ
少し小さい玉の物を買う
【おまけ】保管方法
私はあまり保管方法を書くほうではないのですが、玉で買うとどうしても1日では使い切れないので、保管方法も簡単に書いていこうと思います。
冷蔵編
①芯の成長点の部分が無事だと、どんどん成長するので、芯の成長点に傷をつける必要があります。おすすめとは言いませんが、かわいいのでベジシャキちゃん家に一つあってもいいと思います。ただ、差しっぱなしだと芯が下になって保管できないので、抜かないといけないので、まぁなくても別にいいかとは思います。
②もしくは、芯の部分を包丁でくりぬいて、濡れたペーパータオルを詰め込むという方法もあるのですが、あれ、一日ごとに変えないと、色が黒くなったり、切り口からカビが発生して駄目になるということもあるので、注意が必要です。
この時は芯を下にするのを忘れないでください。
➂カットしたものを保管するならキッチンペーパーで覆ってからポリ袋に入れて、切り口を下にして野菜室で保管してください。時間が経つと水分が出てくるので、湿ったら取り替えてください。
ちなみに、野菜室に入れるのか冷蔵庫に入れるのかという事をお店で働いているとよく聞かれるのですが、キャベツに関して言えば、温度だけでいえでば冷蔵庫が正解と考える人がいますが、その場合はポリ袋や新聞紙でくるむなどしてください。理由は湿度です。冷蔵庫の中はキャベツにとって適温ではあるのですが、一方で冷蔵庫の中は乾燥しやすいので水分と風味が飛びます。あと、スペース取るのであまり保管する場所には向かないんじゃないかと思います。
野菜を保管する時に気を付けて欲しいのは生っている向きです。たまに芯を上にして保管する人がいますが、それだと長持ちしないので、芯が必ず下になるように保管すれば野菜室でも冷蔵庫でも対して変わりません。
冷凍編
①芯をつけたままくし形に切ってジップロックのような保存袋に入れて冷凍してください。
この時の注意点はしっかり真空にしないと冷凍臭さが残ってしまうというデメリットがあります。
②ざく切りにしてジップロックに入れて冷蔵する
こちらも可能な限り真空状態で冷凍してください。
解凍したらビチャッとなることがおおいので、冷凍したキャベツはポトフ等のスープ系やお鍋など使用すると解凍させずに使うことができます。
個人的な意見ですが、野菜の冷凍は収穫したての物をプロの技術でする分にはいいと思うのですが、素人がスーパーで買った来たものを冷凍しても、ただ凍らせただけに過ぎないのであまりお勧めはしていません。節約のためという視点はわかるのですが、生鮮品でそんな貧相な節約していると心が折れてしまうので、口に入るものくらいはしっかりとした物を使った方がいいと思います。