こういうのは野菜避けましょうという情報って少ないので、今回はブロッコリーでこういうのは避けた方がいいですよ(スーパーの青果担当目線)でお伝えしたいと思います。
まず、白菜の時もお伝えしましたが、スーパーで入荷する物は野菜、今回でいえばブロッコリーは一つ一つ違うのではなく、だいたい同じですので、一個みて悪いようであれば、その日は買うのを避けるというのも大事になってきます。
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ブロッコリーを買うなら黄色っぽくになっていない物(ブラウンビーズ)
今回手元にいい映像がなかったので、こちらから引用させていただきました。
ブラウンビーズというのですが、稀に入荷します。
で、担当者の目利きができない人間の時に入荷するとこれが平気で並んでいたりします。
食味はよくなく、店では返品の対象となるため、滅多にお目にかかることはできませんが、店に並んでいるから大丈夫だろうと思わず、これが店頭に並んでいたらその日だけでもブロッコリーを買うのはやめたほうがいいですね。
酸っぱい臭いのするブロッコリー、
臭いのきついブロッコリー
これは一見わかりづらいようでわかりやすいです。
どういうことかというと、激臭のするブロッコリーは5メートル以内に入るとすごく臭います。
店外に置かれていても臭うぐらいなので、すっごい臭いです。
そんな臭い物売場にならぶわけないと思われがちですが、これも、上記で書いたように目利きできないというか常識ない人間がいると平気で並びます。
ただ、これが腐って臭いっているのか、成分によるものなのか判断が難しいと思いますので、避けるというのが正解かと思います。
ちなみに、ブロッコリーは呼吸するときに、イソチオシアネートと成分が分解されるて
「メタンチオール」と「ジメチルジスルフィド」という物質が臭い理由です。
いちど、茹でたらいけるかと思って茹でてみたのですが、余計に匂いすごくて、家の中が臭くなって、換気扇回して、扉開けて寝て、朝起きたら雨降ってて家の中がビシャビシャになってたことがあります。
判断として難しい物(空洞化)
ブロッコリーの切り口をみて、穴が開いているようなものは避けたほうがいいと思います
画像でみてわかるように、この程度の空洞化なら食べられますが、実際問題で、空洞化を買うのはリスクがあります。傷んでいる可能性が結構高いです。芯の部分は食べないよというのであれば、問題ないのですが、芯の部分も食べるのであれば、空洞化は避けたほうがいいかと思います。
ちなみに空洞化になる理由は急激な成長が原因だと言われていますので。
よく筋っぽいと言われるのですが、あれはただ、時間が経っているだけなので、あまり関係ありません。
蕾の部分だけ食べるのであれば、割と狙い目ではあるのですが、私は茎の部分も好きなので、選びませんね(笑
切り口よりも側面を見る
ブロッコリーの選び方で切り口を見る人が多いのですが、意味ないです。
なぜなら、ブロッコリーの切り口は店に出す前に切っている店が多いからです。
理由はお察しの通りで、新鮮に見せるためです。
むしろみるべきは側面です。時間が経つと黒ずんでいくのですが、ここは店でもいちいちトリミングをしている時間はありません。
時間がたったブロッコリーを選びたくないのであれば、切り口をみるのもいいですが、先に側面をみるようにしてください。
良い物の見分け方
悪い情報だけ書いて、鮮度のいい物の見分け方を書いていないのもどうかと思うので、箇条書きで書いておきます。
- 花蕾がこんもりと盛り上がっているもの
- 花蕾がしまって固く詰まっているもの(しまりすぎは注意です)
- 濃い緑色のもの(紫ならなおよい)
- 大ぶりで重さがあるもの
まとめ
ブロッコリーの旬は11月~3月と言われています。
年中出回っていますが、基本的には寒い時期(場所)の食べ物なので、夏場に相場が高騰しがちです。(夏場は長野や北海道といった涼しいところが出回るよ)
そういう時は、冷凍ブロッコリーを買うなどして、外れを選ばないようにしましょう。
逆に相場が安い状態入ったら、食べ方を変えてたっぷり堪能してください。
くれぐれも旬の時期にまとめ買いなどしないようにください。
いちおう冷凍のブロッコリーでお勧めも貼っておきます。できれば生ですが、相場高騰するならこちらもご検討ください。