小松菜はほうれん草と比べると割と値頃に手に入る葉物野菜です。
小松菜は比較的鮮度のわかりやすい商品ですが、見落としがちなポイントをいくつがご紹介しようと思います。
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葉先の色が黄色の物と葉がペラペラな物は駄目
葉先が黄色の物は、収穫からだいぶ時間がたっている物です。
これが時間が経つと次は茶色に代わってきます。
食べられないことはないのですが、エグミがあるので、あまりおいしくありません。
スーパーで小松菜を選ぶときに気を付けて欲しいのは、パッケージの内側をチェックするという点です。
葉っぱは表面から黄色になっていくので、もしもパックに入った小松菜の葉が外側を向いているようなら必ず葉の内側をチェックしたほうがいいです。
葉がペラペラすぎるものは駄目です。
これは普段から小松菜を触ったりしていないと感覚的には掴みづらい見極めですが、
ちょっとつまんだ時に厚みがあるかどうかでチェックします。
あきらかに薄いなと思うものは避けてください。
茎がしおれているものは避ける
小松菜に限った話じゃないですが、水分が抜けているときに真っ先に症状で現れるのは茎の部分です。
葉っぱに栄養を送るためだと思われますが、
この茎の部分がしなびていたら安くても買わない方がいいです。
みためで分からない場合はつまんでみて、柔らかい物は避けたほうがいいです。
小松菜は肉厚な物を選ぶといいよっていう人がいますが、
あれをもう少し細かく正確にいうと、この茎の部分に厚みを感じる物を選ぶという事です。
(葉っぱも肉厚ならなおよい)
ここが肉厚だと、小松菜を持った時に重みを感じるはずです。こういう小松菜がもし100円以下ならお買い得品だと言えます。
逆に高い時は物が悪い時が多いかな。ただ、どちらも必ずではないから買うときはよく見るに越したことはありません。
茎にぬめりが出ている物は避ける
これは逆に、お目にかかることはあまりないのですが、茎からぬめりが出ている物も避けてください。
水分を多く含む野菜なので、しおれた後にぬめりが出てくることがあります。
こうなってくると、もはやスーパー側の視点だと廃棄しないといけない商品ではないので、絶対に買わないようにしましょう。
水滴がでているものは避ける
変色と同じく、時間が経っている商品だと小松菜のパッケージに水滴がついていることが多いです。
これが原因で腐敗や変色が進んだりしますので、避けれるなら避けたほうがいいでしょう。
小松菜を冷凍するときは注意する
最近は野菜を冷凍するのが流行りみたいなところあるのですが、
個人的にはあまりお勧めしていません。
収穫してすぐ(1日~2日以内)ならむしろ、お店に並ぶより新鮮な状態を維持できるのですが、お店で並んでいる物を冷凍しても冷凍臭さだけ残ることになるかもしれないので、メリットはないと思います。
ただ、それでも冷凍をしたいという人は、水でよくあらって残留農薬を落としてからにしてください。
できれば、茹でて切ってから粗熱とっておけば残留農薬はとれます。また、茹でてから冷凍すれば食感も残るのでお勧めです。
(残留農薬は食べてもすぐに体に影響はでませんので、気にしない人は気にしなくても大丈夫です)
茹でずに冷凍すると解凍時にバラバラになったり、ベチャベチャになったりするので、注意してくださいね。
まとめ
・葉先が黄色や茶色に変色している物は避ける
・茎がしなび、しおれているものは避ける
・茎からヌメリが出ている物はさける
・冷凍するときは自己責任の範疇